就職氷河期世代のさらに上の世代までの非正規労働者を正社員化に
厚生労働省はフリーターなど不安定な雇用にあるミドル層の就労支援を拡大します。
これまで45歳未満としていた助成対象年齢を55歳未満に引き上げ、2019年度にも申請を受け付け始めます。
現在30歳代半ばから40歳代半ばの就職氷河期世代の正社員化を後押しするのにするのに加え、健康なうちは働き続けたい人が増えていることに対応します。
企業には「トライアル雇用助成金」を支給
今回見直すのは、企業がハローワークなどから紹介された対象者を原則3か月雇った場合に助成する「トライアル雇用助成金」です。
仕事も通学も求職もしないニートやフリーターなどについて、助成対象を45歳未満から55歳未満に引き上げるようになりました。
総務省によると35歳~44歳で家事も通学もしていない「無業者」は19年時点で39万人にのぼります。
政府は3年間で氷河期世代の正規雇用者を30万人増やす目標を掲げており、対策を拡充します。
健康な高齢者が増えていることや人手不足などを背景に定年を延長・廃止する中小企業も増えています。
助成対象を広げ、経験の少ないミドル層を採用しやすい環境を整える狙いもあります。
果たしてちゃんと就労できるようになるかどうか
3か月雇用すると助成金が出ると書いてましたが、助成金目当てで3か月でやめさせるように仕向ける企業が出てこなければいいのですが。ちょっとそこが気になりました。
こういう事件があるから、ニートやフリーターが減らないのではないでしょうか。
企業は入ってみないとわからないです。求人の給料・待遇が違ってたなんて、よくあります。もしブラック企業に入ってしまったらすぐ辞めましょう。
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