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豊洲市場の魚を家庭向けにネット販売。閑散とした市場を盛り上げ

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高級な魚や鮮度抜群の季節の魚介類を市場から家庭へ

一日1万5千人以上が来場する世界最大級の魚市場の豊洲市場。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で、買い出し人や観光客も減り、閑散としています。

そこで、魚の消費拡大や消費者の市場への関心を盛り上げようと、仲卸公認のネット通販が5月15日に始動しました。

仲卸約500社が加盟する東京魚市場卸共同組合の公認事業です。

通販サイトやSNSによる情報発信を強化

飲食店向け魚介通販サイト「いなせり」に、個人向けのページを新設しました。仲卸が厳選した季節の鮮魚やマグロ、干物を詰め合わせにして家庭へ直送します。

午後8時までに注文すれば最短で翌日に発送します。当初は仲卸65社が登録していまして、更に拡大していきます。

業務用の卸売市場は、消費者になじみにくい印象がありました。そこでツイッターを利用し「#豊洲市場」や「#おうちごはん」をつけて、美味しい干物の選び方や、家庭での焼き方のコツなど、魚の食べ方についてわかりやすく配信します。

地元に愛され、都民に信頼され、世界に羽ばたく市場へ

6月下旬には、新たな市場のあり方を考える「改正卸売市場法」が施行されます。これまで国や自治体の「認可制」でしたが、卸売市場の開設が民間も参入できる「認定制」に変わります。

新市場に移転して1年半。さまざまな魚の不漁や新型コロナウイルスの逆風が吹き、豊洲市場をなんとして盛り上げたいという姿勢が本気で伝わってきました。

今なら豊洲市場の一流の鮮魚が手に入れられるチャンスです。

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